会場に入場する際に、来場者は一枚のカードを受付で渡される。
このカードの裏には、「酒井さんですか?」というひとつの質問に対する回答が書かれており、会場内で誰かに「酒井さんですか?」と聞かれたらその回答を答
えるようにと書かれている。
このカードには107種類あり、会場内の人は皆違う回答を手にしている。来場者は皆、答えるばかりでなく、自身もいろんな人に「酒井さんですか?」と尋ね
ることによって、様々な回答を知っていくことになる。
また、実際に酒井翠本人も会場内におり、実際の酒井に「酒井さんですか?」と尋ねることが出来た人は、108
個目の回答を酒井から聞き、そして108種類の回答が羅列された小さな本を手に入れることができる。
このようにして、来場者は『酒井さんですか?』という一冊の大きな本を、酒井を探しながら、そしてたくさんの知らない人たちと出会いながら読んでいくこと
になる。また同時に、自身もその本において重要な一部を担うことになる。
そうして、その大きな本を読み進めていくと、やがてその本に内包される小さな本に辿りつく。
→(左)来場者に渡されるカード表面 (右)来場者に渡されるカード裏面例(注:108番目のこのカードは作
家本人が所有) (下)カード中面の説明
→会場の模様
→小さな本。
[fly! bus! fly!]
2006.02.19(SUN)OPEN 17:00/ START 18:00/ CLOSE 23:00
@六本木SUPER DELUXE
【参加作家】 東京フォトコラージュ協会(伊藤桂司/行貝チヱ) 酒井翠 カズとアマンダ 427FOTO
鈴木燦 月刊口遊 伊藤梨絵×pdbq+横山良平×broken haze[insector labo]×筒井真佐人[dance and
media japan] ケシュ#203 book pick orchestra ontonson
【企画】"bus" artist omnibus
【制作】robotique eye
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